県内でもいち早く、希望の館デイケアでは「コーディネーション・トレーニング」を実践しています。
今、日本では大変な「脳科学ブーム」です。
なぜ、このような傾向が見られるのかご存知でしょうか?
その理由の一つには、日本の超高齢化社会を反映していることが挙げられます。
何かと世間では認知症に対する「脳トレーニング」の出版物、ゲーム、遊具などが紹介されていますが、
コーディネーション・トレーニングは、身体運動から脳機能に働きかけを行います。
2025年には700万人に達すると言われる認知症ですが、脳に新しい回路を再生させることが
予防には重要で、高齢者向けコーディネーション・トレーニングを
希望の館デイケアで日々研究し実践しています。
旧東ドイツで考え出されて、学校体育をはじめ、世界のスポーツ科学では常識となった
コーディネーション運動はアスリートや子供向けであることが多いのですが、
内容を工夫することで高齢者にも十分適応でき、
効果も確認・報告されています。
レクリエーションの時間だけでなく、日常生活にも取り入れて介護・認知症予防に取り組んでいます。
難しいことではありませんし、段階に応じて対応できます。
誰にでも簡単で、取り組んでいて「楽しい」活動でもあります。
レパートリーは無限と言っても過言ではありません。
継続して日々取り組んでおりますので、是非ご利用をご検討下さい。
コーディネーション運動の7つの能力
・リズム
・バランス
・反応
・変換
・連結
・定位
・識別
この7つの要素を組み合わせて運動に取り組みます。
※認知症予防のみならず、転倒予防や日常生活動作の向上に対する効果があります。
※理論に基づいて、内容は職員が工夫し提供しています。